【書評】営業1年目の教科書 菊池智明
「アポなし訪問、テレアポなど、辛い営業活動をしていないのにもかかわらず、涼しい顔でダントツの結果を叩き出したりします。しかもこちらからお願いするのではなく、お客様から『あなたから買いたいのですが』と声がかかります。
そのような売れる営業はいったい何が違うのでしょうか?
売れる営業のやり方は様々ですが、共通しているのは”基本をしっかりおさえている”ということです。P.5」
「結果を出している人は、”どうすれば相手が喜ぶか”という基本をおさえています。P.9」
「営業『トークは常に考えていますが、知らず知らずのうちに”自分の成績”を優先して考えてしまうことがあるんです。』
(中略)
営業「そんなときは”このトークを兄弟にするか?”と問います。」
親兄弟、親友に対してであれば、自分の成績のための売り込みはせず、”その人に本当に有益なのか”といった内容になるでしょう。P.68」
「商談をうまく進める方は、【不安をすべて聞く】→【解決に向けた提案】といった順番で話を組み立てます。P.78」
「トップ営業はお客様が商品を買ってくれるかどうかよりも、買った後に困らないかどうかにも気を遣って提案してくれます。P.96」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お客様=生徒・保護者の立場に立って、「何を求めているのか」「どこに不安を感じているのか」「どうなったら喜んでもらえるのか」を寄り添って考え抜くマインドが、営業にも必要なのだと感じた。
これは、指導にもそのまま当てはまる原則だと思う。
トップセールスが使いこなす!“基本にして最高の営業術”総まとめ 営業1年目の教科書 | 菊原智明, こつじゆい | ビジネス・経済 | Kindleストア | Amazon